不調は同時期にやってくる

築12年の中古住宅を購入して約10年が経った頃、台所の蛇口の隙間から水が漏れ始め、次に洗面台の下にポタポタと水が漏れ、遂にはトイレの便器に細く水がずっと流れている状態になりました。
台所の下の収納と、洗面台の下の収納には新聞紙を敷き、トイレは使用する時以外は元栓を閉めて水道代が高くならないようにしていました。
その頃、子供達にお金がかかり、修理費もいくらかかるのか想像がつかず、すぐには修理できずにいました。
その状態で1年位はもたせていましたが、どんどん水漏れの量が増えて行き、いよいよ修理を考えなければならなかった時、職場の人の知り合いで安く修理してくれる人を紹介してもらいました。
トイレは、タンクの中の栓のゴムの劣化で、これは交換するだけで良いという事でした。
元栓を閉めていた事を話すと、元栓が壊れやすくなるのでやめた方が良い事、トイレの水漏れの量では水道代にさほど影響が無いという事を言われました。
洗面台の水漏れは、洗面台ごと交換する必要がありましたが、応急的にという事で、極力漏れを少なくする処置をしてくれました。
最後の台所ですが、蛇口の交換になりました。
今はほとんど使っていませんが食洗器があり、それを繋げる蛇口だったので、少し高い物になりましたが、工賃を安くしていただき、全部で6万ほどでした。
思っていたより安く済みましたが、一番の問題は、台所の水漏れを放置していた事でした。
流し台の下で蛇口を支えている木が長期の水漏れにより腐りかけていて、交換するのは大変なので、乾燥するまで扉を開けておかなければいけませんでした。
幸いにも乾燥し交換しないで済みましたが、漏れに気づいてすぐに修理すれば良かったと後悔しました。
その3年後、洗面台の蛇口を回すと勢いよく水が下に流れるようになりましたが、すぐには交換できず、台所で洗面していましたが、遂に去年の春、洗面台を交換しました。
同時期に浴室のシャワーとカランを切り替えるレバーがきかなくなり、これも交換しました。
洗面台も、今は素材も安い物があり、浴室の蛇口と合わせて7万程で済みました。
シャワー交換の時に分かった事が一つありました。
水圧が低いので大きいシャワーヘッドだとチョロチョロとしか出てこないので小さい物を選ぶようにとの事。
水圧が低いのはずっと気になっていた事を話すと、水圧が高いとボイラーが壊れるので、低くする部品がボイラーについているという事を初めて知りました。
家電もそうですが、壊れ始めると次々と壊れていきます。
今度は何が壊れるか、ハラハラしています。